たとえ自分の為でも のバックアップ(No.1)


泣いていた。

 

SCP-018-DICの監視をしていたなまじゃけが、なぜか泣いていた。

理由はわからない。

なまじゃけは今日、早めに退社した。その間に私はなまじゃけの机の引き出しの中を覗いた。そこには、報告書が入っていた。SCP-018-DICの分と...もう一つ、SCP-017-DICの報告書があった。別次元の私は、救われない運命にあったらしい。

私は急に閃いた。そう、"過去を変える"事だ。財団内では、SCPを用いての勝手な過去改変については厳しく指導されていた。でも、自分のためにやるしかなかった。

 

私はゲートを潜った。時間は2021年9月18日、異常性によって人類が滅亡する3年前だ。

覚悟はできていた。たとえ世界が崩壊しても、仕方ない事だと思っていた。

でも私は...

 
 
 
 

続き書くよ^_^