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SCP-025-DIC 【人生テスト】　危険度　グリーン 特別収容プロトコルSCP-025-DICの発生源を中心とする半径200m以内を高さ3mの鉄壁で封鎖し、一般市民の侵入を防いでください。SCP-025-DICの収容にあたっては、カバーストーリー「山岳部での落石に伴う調査」を適応して、発生範囲外に建設されなSCP-025-DIC監視塔を用いて異常性の監視をしてください。 説明SCP-025-DICは、宮城県■■市の山岳地帯に位置する村にて発生する現象、その現象から発生する紙媒体と紙媒体を配布する人型実体です。（以下紙媒体をSCP-025-DIC-1、人型実体をSCP-025-DIC-2とする)SCP-025-DICは1ヶ月に一度範囲内で放送が流れ、SCP-025-DIC-2が範囲内にいる人物にSCP-025-DIC-1を配布、その後期限の1週間以内に描き終えて提出しなければなりません。提出後、放送で結果が発表され、30点以下を取得した人物は心臓発作により死亡します。以下は異常性によって発生する物の詳しい説明です。 SCP-025-DIC-1(紙媒体)上部に「人生テスト」と書かれたマークシート式のテスト用紙。問題は15問から■■■問まであるとされる。テスト用紙の下部には注意事項が書かれている。 SCP-025-DIC-2(人物)SCP-025-DIC-1を影響範囲内にいる人物に配る人型実体。身長175cm程の男性。実験により対話は可能とされている。 実験記録-A 2024年8月■■日観察者　なまじゃけ博士　実験台　D-025-A <hr class="full_hr" />なまじゃけ博士　それでは、D-025-A、SCP-025-DIC内部に侵入してください。D-025-A           入ったぞ。それで、どうするんだ?なまじゃけ博士　財団が事前に建設した家があるので、そちらへ行って待機してください。D-025-A           待機中は何をすれば良いんだ？なまじゃけ博士　家から出ない限り、好きにして構いません。テレビも置いてあるので。 数分後 SCP-025-DIC-Bがインターホンを鳴らす D-025-A           ん？誰か来たのか？なまじゃけ博士　そのようですね。一度出てください。D-025-A           わかった。 3分ほどD-025-Aの話し声が微かに聞こえる D-025-A　　　　...なんか、人生テストやらを貰ったぞ。なまじゃけ博士　わかりました。一旦全て記入してください。D-025-A           本当の事を書けと？なまじゃけ博士　もちろんです。 30分ほど鉛筆で書く音が鳴る D-025-A　　　　描き終わったぞ。鉛筆を使うのなんか久しぶりで指が痛いな。なまじゃけ博士　わかりました。それでは、しばらくの間D-025-Aにはそちらに滞在してもらう事になり　　　　　　　　ます。D-025-A           俺が欲しいものとかはくれるのか?なまじゃけ博士　できる範囲なら。D-025-A           ...。 1週間後(この間の記録は削除されている) SCP-025-DICがインターホンを鳴らす D-025-A　　　　おっ、回収に来たのか？なまじゃけ博士　そのようですね。D-025-A　　　　...博士、少しあいつと話をしたい。なまじゃけ博士　わかりました。ですが、過度な質問は控えるようお願いします。D-025-A　　　　わかってるよ。 <hr class="full_hr" />記録終了 記録　D-025-AによるSCP-025-DIC（以下、配達員と称する）との対話 <hr class="full_hr" />配達員      おはようございます。テストの回収に来ました。D-025-A  これだろ？配達員　　これです。では。D-025-A  ちょっと待ってくれ。配達員　　なんですか？D-025-A  お前は...なんで毎回こんな事をしているんだ？配達員　　私の生き甲斐はそれだけなんです。D-025-A  どういう事だ？配達員　　私は、ずっと前にこの村に取り残されてしまいました。地震の影響で、村の皆んなが建物の下敷きになりました。私はまだ幼くて、そのことが分からなかったんです。周りの人が居なくなって、私だけが取り残され、忘れられ、今の状態になりました。ずっとこうして、誰かが助けに来るのを待っていたんです。D-025-A  そうだったのか。財団はお前の事を異常性として見てるけど、ただの人間だったのか。配達員　　はい。でも今はそうじゃないかもしれません。 D-025-Aのため息が聞こえる 配達員　　それでは、そろそろ時間なので帰らせていただきます。D-025-A  最後に一つ、いいか？配達員　　なんでしょうかD-025-A　誰もお前の事を忘れてねぇよ、■■■。 <hr class="full_hr" />記録終了 記録後、D-025-Aは回収されましたが、本人は記憶処理を受けなかったようです。また、SCP-025-DIC-Bの回収はまだできていません。 &tag(報告書,グリーン);

SCP-025-DIC 【人生テスト】　危険度　&color(#00ff00){グリーン};
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特別収容プロトコル

SCP-025-DICの発生源を中心とする半径200m以内を高さ3mの鉄壁で封鎖し、一般市民の侵入を防いでください。SCP-025-DICの収容にあたっては、カバーストーリー「山岳部での落石に伴う調査」を適応して、発生範囲外に建設されなSCP-025-DIC監視塔を用いて異常性の監視をしてください。
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説明

SCP-025-DICは、宮城県■■市の山岳地帯に位置する村にて発生する現象、その現象から発生する紙媒体と紙媒体を配布する人型実体です。（以下紙媒体をSCP-025-DIC-1、人型実体をSCP-025-DIC-2とする)

SCP-025-DICは1ヶ月に一度範囲内で放送が流れ、SCP-025-DIC-2が範囲内にいる人物にSCP-025-DIC-1を配布、その後期限の1週間以内に描き終えて提出しなければなりません。提出後、放送で結果が発表され、30点以下を取得した人物は心臓発作により死亡します。以下は異常性によって発生する物の詳しい説明です。
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SCP-025-DIC-1(紙媒体)

上部に「人生テスト」と書かれたマークシート式のテスト用紙。問題は15問から■■■問まであるとされる。テスト用紙の下部には注意事項が書かれている。
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SCP-025-DIC-2(人物)

SCP-025-DIC-1を影響範囲内にいる人物に配る人型実体。身長175cm程の男性。実験により対話は可能とされている。
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実験記録-A 2024年8月■■日

観察者　なまじゃけ博士　実験台　D-025-A
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なまじゃけ博士　それでは、D-025-A、SCP-025-DIC内部に侵入してください。

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なまじゃけ博士　財団が事前に建設した家があるので、そちらへ行って待機してください。

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なまじゃけ博士　家から出ない限り、好きにして構いません。テレビも置いてあるので。
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数分後
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SCP-025-DIC-Bがインターホンを鳴らす
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なまじゃけ博士　そのようですね。一度出てください。

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なまじゃけ博士　わかりました。一旦全て記入してください。

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なまじゃけ博士　もちろんです。
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なまじゃけ博士　できる範囲なら。

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1週間後(この間の記録は削除されている)
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なまじゃけ博士　そのようですね。

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なまじゃけ博士　わかりました。ですが、過度な質問は控えるようお願いします。

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記録終了
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配達員　　なんですか？

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配達員　　私の生き甲斐はそれだけなんです。

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配達員　　私は、ずっと前にこの村に取り残されてしまいました。地震の影響で、村の皆んなが建物の下敷きになりました。私はまだ幼くて、そのことが分からなかったんです。周りの人が居なくなって、私だけが取り残され、忘れられ、今の状態になりました。ずっとこうして、誰かが助けに来るのを待っていたんです。

&size(16){D-025-A  そうだったのか。財団はお前の事を異常性として見てるけど、ただの人間だったのか。};

配達員　　はい。でも今はそうじゃないかもしれません。
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配達員　　それでは、そろそろ時間なので帰らせていただきます。

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配達員　　なんでしょうか

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記録終了
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&size(16){記録後、D-025-Aは回収されましたが、本人は記憶処理を受けなかったようです。};

また、SCP-025-DIC-Bの回収はまだできていません。
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